クリスマス・キャロル

チャールズディケンズ

思わず心があたたまる、クリスマスをテーマにした永遠の名作

他人に興味を払わず、思いやりのかけらもない。かたくなな心を持った老人に今年も訪れたクリスマス。いつもと同じように、なにも祝わず独りきりで過ごすはずでした。しかし今年のクリスマスはいつもとは違ったのです。
「なぜ自分は思いやる心を失ってしまったのか?」「いつからクリスマスを祝うことなく終えるようになったのか?」自分の心が知らぬ間に、冷たい石のようになってしまったことを後悔し始める老人。じょじょに裕福な経済状態と裏腹に自分が失っていたものに気づき、生き方を変えたいと願うようになります。
読めばきっと心が温かくなる、身近な大切な人にやさしくしたくなる……そんな気持ちに誰もがさせられる、永遠の名作です。

【目次】
まえがき
序文
クリスマス・キャロル原文
クリスマス・キャロル対訳
第一節 マーレイの幽霊
第二節 一番目の幽霊
第三節 二番目の幽霊
第四節 最後の幽霊
第五節 おしまいに
(2014.11.28 データ修正済み)