真田大戦記

竹中亮

知将・真田幸村は徳川の天下を黙ってみていなかった。新たな天下人になるべく、真田は動き始める。
伊達、上杉が不穏な動きを見せるなか、真田は甲賀を従える。さらに、佐助という男が秀頼の影武者となる。
そして佐助には驚愕の秘密が隠されていた……。

【目次】
主な登場人物
第七章 二条城天井裏
第八章 伊賀服部
第九章 猛虎の死
第十章 高野山九度山
第十一章 駿府動転
第十二章 大坂入城

【著者プロフィール】
竹中亮(たけなか・りょう)
1961年10月9日、東京に生まれる。早稲田大学卒業後、大手旅行代理店に入社。旅行の企画、広告編集、海外(カナダ)勤務を経て、執筆活動に入る。卒業課題は「日本の帝王学」、日本市場の覇者の後継者に対する帝王学教育を研究する。「真田大戦記」で第5回歴史群像大賞奨励賞を受賞。