続アメリカインディアンの教え

加藤諦三

インディアンの辞書に自己憐憫という言葉はありません。
インディアンは悲しいとき、喜びを大きくすることでその悲しみを小さくするのです。
私たちは、このようなインディアンの考え方、教えに多く学ぶことがあります。
生きている、そのことを楽しみ、幸せになる手がかりをつかむために……。
フッと力を抜いて、インディアンの教えに触れたとき、あなたは本当の幸せに一歩近づくでしょう。

【目次】
はしがき
第一章 幸福な人は、変わるものは変えようとします。変わらなかったものは静かに受け入れます。
第二章 幸福な人は、喜びを大きくして悲しみを忘れます。
第三章 幸福な人は、「愛する」という言葉を最初に学びます。
第四章 幸福な人は、「ノー」と言える「ちょっとした勇気」を持っています。
第五章 幸福な人は幸せをつかむ努力をします。不幸な人は幸せに見える努力をします。
第六章 幸福な人は、自分に本当に必要なものは何かを知っています。
第七章 幸福な人は、幸運を必ず生かします。
第八章 幸福な人は、自分を信じて決断します。
あとがき
文庫版あとがき

【著者プロフィール】
加藤諦三(かとうたいぞう)
1938年東京生まれ。東京大学卒。早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員。