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北条政子
永井路子
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伊豆の小豪族の娘として生まれ、源頼朝に嫁いだ政子。
歴史の激流にもまれつつ乱世を生きた女の人生を直木賞作家が描いた傑作。
北条時政(政子の父)が京での任務を行っている間に、政子は頼朝と結ばれる。
しかし、任期を終え、伊豆に帰ってきた時政はふたりを認めようとしない。
頼朝とともに乱世を生きた政子の紅蓮の生涯の始まりだった――。